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ワンチェ先生のなるべくすべらない話

いろんな話をぼちぼちと…「なるべくすべらない話」はすべて実話です!!


気になってた卒業生がやってきた……

本日、すべての授業が終了し、

後片付けをしていたときに、

突然、ある卒業生がやってきた。

2年前の卒業生。

実はちょっと気になっていた女の子だ。



なぜ気になっていたかというと、

実は高校をやめたと聞いていたから。

それも、どうも変な男にひっかかり、

なしくずしに高校にも行かなくなり、

1年でやめたあげく、

その男とも悲惨な別れ方をし、

約1年ほどひきこもっているらしい、

ということを同じ代の卒業生に

仕事場近くで偶然会ったとき、

聞いたのだ。

その子が突然やってきたのだ。


卒業生「先生。来ちゃった。ウチのこと覚えとう?」

オレ「もちろんばい。この前 I (情報を提供してくれた卒業生)に

   会ったときに、お前の話きいとったけんねぇ。

   どげんしとうか心配しとったとよ」

卒業生「ああ、 I やろ?聞いた聞いた。なんかいらんこと

     ばっか言いよったろう?」

オレ「いや、あいつもお前のこと心配しよったったい」



そんな話をしながら、オレは彼女の表情をうかがった。

以外にその表情は明るい。



で、今回彼女が来た理由なのだが、

つまり、自分はこのままじゃいけないということを悟って、

今後どのようにすべきか、ということを相談に来たのだ。

正直、うれしかったし、何といってもえらいと思った。

ひきこもっている状態を脱却しようと

自らの足でオレのところに赴いたのだから。

その気概に、マジで感動した。

髪は金髪でぐちゃぐちゃ、顔色は悪いし、

吐く息は正直タバコくさい。

それでも、オレを頼って

一年ほど外出もほとんどしてなかった女の子が

一念発起し、会いに来てくれた。


話した内容についてはプライベートなことなので書かないけど、

ま、ぶっちゃけ、もうこの子は大丈夫だろうと思った。

自分の足でオレのところに来た時点で、

もう彼女は次の舞台に向かおうと歩き始めたわけだから。

話してても、ホント表情明るかったし。

この2年間に起こった出来事や自分の軽率な行動やなんかを

自ら反省し、その上で前に進もうとしている。

ホント応援したい気持ちでいっぱいになった。



んで、彼女には一つだけ宿題を出した。

それは、

「自分のやりたいことを三つ箇条書きにしてくること」

そのために自分の力でたくさんの情報を集めなさい、

というもの。

わざわざ紙に書かせた。

言葉にしたほうが具体的だし、

何より口約束にはしたくなかったから。

そして最後に何週間かかってもいいから、

必ず宿題をもってもう一度来るようにオレは言った。



ま、そんなこんなで彼女は

「また、来るけん」

って言いながら帰っていったけど、

何度も言うが、彼女はもう大丈夫だろうと思う。

あとはいくつかアドバイスしていけば、

必ず彼女のすすむべき道が見つかるだろう。



彼女は、同じ代の生徒たちの中で、

オレが一番叱った子。

その子が帰り際にこう言ってくれた。

「先生が今でもアツイ先生でよかったよ。ありがとう」



だいぶ大人になったな。。。
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