ワンチェ先生のなるべくすべらない話

いろんな話をぼちぼちと…「なるべくすべらない話」はすべて実話です!!


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『悪夢のクローゼット』 木下半太 著

悪夢のクローゼット
〔あらすじ〕
清冠学園野球部のエース・長尾虎之助は「キラキラ王子」と呼ばれる国民的アイドル。ある日、学園のマドンナ教師・みな先生の寝室に誘われ、これから!という時に、突然の来客が・・・・・。クローゼットに押し込められた虎之助が、扉の隙間から見たのは、意外な人物の登場と、殺人の瞬間だった。明るい未来が約束された虎之助の人生が、一気に暗転!?

(「BOOK」データベースより)



いやいやいや。

また、くそオモロかったばい(^-^)

ホントこの人の話は

ノンストップジェットコースター状態やね。

300ページそこそこの本だけど、

イッキ読みしてしまうおもしろさがある。

今回はたった一晩の話やけど、

過去も織り交ぜながら、

また得意の主観の転換も見せながら、

うまいことまとめている。

実はこの文庫本、

ちょっと前に、

てか、発売直後に手には入れてたんやけど、

他にもいくつかたまっとったけん、

最近やっと読んだんやけど、

先にこっち読んどけばよかった、

って後悔したね。

(山田悠介著の『パーティ』とか先に読んでガッカリしてたところ)



ま、とにかく今、

一番気に入っている作家さんであることには

変わりない。

ますますのご活躍、祈っとります(^o^)
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サラダ記念日

「この味がいいね」と君が言ったから

        七月六日はサラダ記念日



1987年に初版された

空前のベストセラー、『サラダ記念日』。

そう、今日は7月6日。

上の作品は、まさにその代表作。

はじめてこの歌を耳にしたのは、たしか高校生のときだった。

バンドに明け暮れた毎日。

そんなエネルギッシュな日々の中で、

心にスッと吹き込んできた清風って感じだった。

すぐに書店で買い求めたね。

実際読んでみると、他にもたくさんいい歌が掲載されてた。



「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ

        二本で言ってしまっていいの



いつかこんな日がくるのかな、と

ガラにもないことを考えたりした。




今日までに私がついた嘘なんて

        どうでもいいよというような海



これには圧倒された。

人間の浅知恵など、大自然の前では小さいもの。

どうでもいいよ、ってそんなふうに本当に語りかけてくる

大きく静かな海が想像できた。



この機会に、もう一度読み返してみよう……



ちなみにいくつかの歌についてはコチラで読めますよ(^-^)↓↓↓

『俵万智のチョコレートBOX』


『信長の棺(上)(下)』 加藤 廣 著

信長の棺(上)
〔あらすじ〕
「惟任(光秀)ご謀反」―。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。



信長の棺(下)
〔あらすじ〕
なぜ信長の遺骸はいつまでたっても見つからないのか。光秀はなぜ戦勝祈願の連歌を詠んだのか。秀吉の「中国大返し」はなぜ可能だったのか。丹波を訪れた太田牛一は、謎の美女、多志に導かれ阿弥陀寺、本能寺、丹波を結ぶ“闇物語”のとば口へと足を踏み入れる。驚天動地の歴史ミステリーいよいよクライマックスへ。



GW中に何か読みたいなぁ……

って思ってて、

そういえば読んでなかった作品。

以前テレビドラマ化されて

それは観たんやけど、

やっぱ原作読まな、いかんばい

って思っててね。

ちなみにこれは

元首相の小泉純一郎氏の愛読書としても有名。

で、感想やけど、

単純に楽しめた。

歴史的な史料根拠に乏しいと叫ばれる方もおいでらしいが、

そんなのは別にいいんじゃない?

って思ったね。

歴史資料じゃあるまいし、

小説なんだから楽しまなきゃ、ってな感じ。

とは言ってもまったくのでっち上げではなく、

しっかり史実に根ざしていると思うけどね。



しかし、やっぱ思った。

原作読まなきゃいかんばい!ってね。

主役である太田牛一の情熱や

下巻の準主役とも呼べる清如の私怨が

たいへん細かく描写されていて、

そこらへんもとても感情移入させられた。



そしてこれを読んで改めて思ったのが、

同じ一つの事実でも

人の捉え方で真逆のもののになるってことね。

頭ではわかっていることだけど、

改めてそうだなぁって感じた。

牛一と清如の信長に対する思いは

まさに対極。

もちろん、現代においても

織田信長を評するに賛否両論あるやろうけど、

(ま、この平成の世では、信長は

次代を見据えるすばらしきリーダー像として

どちらかと言えば高く評価されているのかな。)

両論あるからこそ人間なんだろね。



まぁ、そんなわけで

イイGWが過ごせましたばい。

加藤廣さんの作品は、この後

『秀吉の枷』

『明智左馬助の恋』

(ここまでで、「本能寺三部作」らしい)

そして、

『空白の桶狭間』

と続くので、

機を見て読破するつもりですばい。


『奈落のエレベーター』『悪夢のギャンブルマンション』 木下半太 著

奈落のエレベーター
〔あらすじ〕
やっと抜け出した悪夢のマンションに再び引き戻された三郎。彼の前に、殺意に満ちた少女が立ちはだかる。一方、事情を知らずに車で待つマッキーの元に、男の影が…。薬で眠らされたマッキーが目を覚ますと、大切な仲間が惨い姿で転がっていた。自分たちは最初からハメられていた?『悪夢のエレベーター』のその後。怒涛&衝撃のラスト。



悪夢のギャンブルマンション
〔あらすじ〕
一度入ったら、勝つまでここから出られない…。勝負に勝って鍵を貰わないと移動できないように、建物がまるごと改造された裏カジノ。オカマ・ママのマッキーら四人は、恐喝に悩む仲間のためにここを訪れた。各部屋で待ち受ける、薄気味悪いディーラーと、巧妙な罠。借金は増える一方だし、死体にまで遭遇。ここから無傷で脱出できるのか。


(「BOOK」データベースより)



いや~、オモロイ(^o^)

何でこんなにオモロイのかいな、

ってくらいオモロイ。

文章力うんぬんより、

主観が頻繁に変わるこの構成が

すごく楽しめる。

同じ場面にいる登場人物の

それぞれの内面まで詳細にわかって、

それでいてそのお互いの掛け合いが

絶妙なんだよね。



で、まずは

『奈落のエレベーター』

から。これは

『悪夢のエレベーター』

の続編。

『悪夢~』の直後からはじまり、

話が展開していく。

ピンチに次ぐピンチ。

どうやって乗り切っていくのか……

とハラハラドキドキ。

そして、抱腹絶倒(^-^)

また、人物のキャラもすごくよくて、

特に今回出てきたオカマのジェニファーには

たいへん親近感が湧いたね。



んで、次が

『悪夢のギャンブルマンション』

なんだけど、

これはまたまたオカマのマッキーとジェニファー、

そして新キャラである自称ギャンブルの天才、梅咲輝男。

ジェニファーの元カレっていう設定で

またイイ味出してる。

ストーリーも単にギャンブルで勝ち上がっていくだけでなく、

途中からは運営サイドに巻き起こったトラブルに巻き込まれ、

ドタバタ劇を繰り広げる。



とっても練りこまれていて、

ホント楽しかった。

これからもどんどん続編を書いて欲しいね。


『No.6』 あさのあつこ著

No6-01.jpg
〔あらすじ〕
2013年の未来都市「NO.6」。人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑(しおん)は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? 飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに……。
(「BOOK」データベースより)



No6-02.jpg
〔あらすじ〕
2017年。聖都市「NO.6」を追われた16歳の紫苑がはじめて目にする外の世界、そして現実。ぼくは今までいったい何を知っていたんだろう?何を見ていたんだろう?ネズミと暮らし始め、懸命に生きようとするが、「おれとNO.6、どちらを選ぶ?」と問われた紫苑は…。加速する運命が二人を襲う。
(「BOOK」データベースより)



No6-03.jpg
〔あらすじ〕
これだから、人間はやっかいだ。深く関わりあえばあうほど、枷は重くなる。自分のためだけに生きるのが困難になる。火藍から沙布が治安局に連行されたことを告げるメモを受け取ったネズミはそれをひた隠すが、事実を知った紫苑は救出に向かう決心をする。成功率は限りなく0に近い―物語は疾走する。
(「BOOK」データベースより)



No6-04.jpg
〔あらすじ〕
どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために…。
(「BOOK」データベースより)



No6-05.jpg
〔あらすじ〕
あきらめてしまうのか?NO.6の治安局員に連行された沙布を救い出すため、矯正施設の内部への潜入に成功した紫苑とネズミだったが、そこには想像を絶することが待ち受けていた。まるで地獄。くじけそうになる紫苑…その一方で、沙布には妖しげな魔の手が刻一刻と伸び始める。彼らの未来はいったい。
(「BOOK」データベースより)


〔以下続刊〕





というわけで、

今回は

あさのあつこ著『No.6』

でございます。

ホントはね。

全部終わったら紹介するかなって

思ってたわけですよ。

でも、ガマンしきれなくてね(笑)

っていうか、オレ文庫でしか読まないから、

まだ♯5までしか出版されてなくて。



とにかくその類稀なる表現力には脱帽。

何というか、なまめかしいというか、はたまた生臭いというか。

主役である「紫苑」の弱さと芯の強さ、奥深さ。

そして準主役(でいいのかな?)である「ネズミ」の

強靭さと時折見せる一瞬のやさしさ。

その心理描写を見事に描いている……

とオレは思う。



聖都市「No.6」と西エリアの関係性って

ある意味、今の日本の状況を現出しているようにも思われる。

これはもしかしたら本当にそんな未来が

待ち受けているのかも……

って、ちょっと考えさせられる。

自分の中では、ちょっと今までにない

楽しみ方ができているなぁ。

なんと言ってもその先の見えない展開に

エンディングが楽しみでね。

それがハッピーエンドだろうとバッドエンドだろうと

すべてが受け入れられる、

そんな気持ちでワクワクしながら読んどります。



ま、そんなわけで、

何度も言うが、

その表現力の豊かさには

いち国語講師として

勉強させられることがたくさんあるね。

とにかく今後も楽しみな物語ですばい(^o^)/




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